古い住宅街

昔からある古い住宅街などは空き巣のターゲットにされてしまうことがあります。
例えば、京都なんかは古い町並みがいまでもたくさん残っています。
若い人でも古い町家に住む人が多いと言われています。

味わい深い古い建物ですが、基本的に設備はとても古いです。
家の鍵だとか、窓の仕様などもセキュリティ性の低い古いものばかりが使われています。
構造上、空き巣にとって都合のいい建物や植木で見通しが悪くなっているものなどがあります。
古い住宅街を歩いているとそのようなものばかりが見つかるのです。

今度このような住宅街を見つけたらぜひ、ちょっと注意してみてみてください。玄関の鍵などが古いものを使っているのがよくわかります。

ピッキングされやすいディスクシリンダーを使っている家が多いです。素人でもピッキングできる鍵です。プロなら1分もかからずに開けることができます。
古い家に住んでいる人は防犯に無頓着だということもよくあります。
お年寄りが住んでいる事が多いですし、昔からずっと同じ家に住んでいるのならこれが当たり前だと思ってリフォームするという発想もないのです。
また、人を疑うということもしません。昼間戸締まりをしてなかったり、夜も閉め忘れていることがあります。見ず知らずの人も警戒しなかったりするのです。