死角が多い家

防犯のために外から家が見えづらくなっているお宅がたまにあります。
壁が高くて植木で囲まれていると、確かに外からの視線を遮ることができます。プライバシーが守られて安全だと感じるかもしれません。
しかし、実は防犯対策という面で考えるととても危険なのです。
何故ならば外の人が侵入するなどの異変があった場合に通りがかりの人に気づかれることも少ないからです。

空き巣はいろいろな格好をしていることが考えられます。
例えばスーツ姿で住宅街をうろついていることがあります。
または作業着で修理業者や工事業者を装っている場合もあります。
マンションはセールスマン系、戸建てだと作業着が多いという傾向があります。

作業着で庭をうろついている人がいたとしたらどうでしょう。おかしいと考える人はいるでしょうか。大抵は「おとなりさんはなにかの修理をしているのかな?」と思います。特に最近は隣の家の人のこともよく知らないということも多いです。隣の家のことも無関心ですし、面倒に巻き込まれたくないと思う人もいます。

このように周囲から不審に思われない格好でさらに死角の多い見通しの悪い場所で不審な行為をしていても誰からも気づいてもらえない可能性があります。

外壁はそこそこの高さで植木は定期的に手入れをして伸び放題にならないようにしましょう。